あらすじと感想
表紙のたたずまいからして
かなり気になる。
かなり好き。
渋い感じがたまらない。
装丁は伊藤紗欧里さん。
素敵な装幀です。
題字のフォントとか。
作者:鈴木のりたけさんの子どもの絵は
ぷっくりしたツヤのある
かわいく明るい感じですが
(↓こんな感じ)
今回のたべものたちの
この暗めトーンの雰囲気
すごく好きです。
食べ物たちキャラクターが
明るすぎず
暗すぎず
それぞれに
いい味出ですぎてて
各ページのキャラクターから
お話しができそうなくらい
物語が詰まってそうな
キャラの濃さ!!
イラストのインパクト!!
好きーー
さてお話しはというと
各ページで
探し絵だったり
言葉遊びだったり
早口言葉だったり
を
見開きで楽しみます。
読んで楽しむというより
見て・声に出して
絵と言葉を楽しむ絵本でした。
ひらがなや
言葉に興味を
持ち始めた子に
ちょうどいい絵本です。
そして
絵の渋さや
その渋さの奥にあるものなどは
大人の楽しみですね。
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この絵本の
たべものたちを見ていて思い出したのは
かがくいひろしさん。
かがくいひろしさんは
擬人化の天才!!
と思っています。
こんなに
愛らしく物を動かすことが
できるなんて。
と
大ファンです。
そして今回
鈴木のりたけさんの
『たべもんどう』を読んで
こういう渋い感じの
擬人化もいいなーと思いました。
かがくいひろしさんが
亡くなって
もう新しい擬人化は
望めないので
これからの鈴木のりたけさんの
擬人化キャラクターを
楽しみにしていきたいなと思います。
ブロンズ新社 >
『たべもんどう』
作:鈴木のりたけ
装丁:伊藤紗欧里
2015.6.25
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