児童文学

夢に未来に不安なみんなへ*卒業”開かずの教室を開けるとき”名探偵夢水清郎事件ノート

読み進めると
寂しくて
自分の中学校卒業を
思い出し

なんともいえない気持ちが
よみがえりました。

こんなにリアルに
卒業前の
学校の雰囲気
高揚感
焦燥感
・・・

を,表してくれた
お話しあったかな。

だからこそ
読み終わったあと
寂しい・・・

楽しかった。
面白かった。

始まりがあれば
終わりがある。
と素直に思うことができました。

どこまでもいつまでも
誰も年を取らずに続く
シリーズではなく

この本のような
きちんとした終わり。

それは
寂しいけど
満足する最後でした。

きっちっと 終わってくれて
ありがとう!!!

『卒業』というタイトルに
ふさわしいファイナルでした。

あらすじと感想

中学校3年生
3学期 
卒業間近の3つ子。

不安と希望を抱える3つ子。

いつもと変わらない
名探偵 夢水清志郎。

でも
どこかに消えてしまいそうな
不安定さを感じる
夢水清志郎。

相変わらず
知性ゼロで
自分勝手な レーチ。

でも なにかを抱えてる レーチ。

羽衣母さん。
一太郎父さん(初!登場)
伊藤さん
伯爵
上越警部
岩清水刑事

レギュラーメンバー総出演。

懐かしいメンバーも登場。

豪華ゲストもちらほら。

まさしく
総決算。

今回は 『夢喰い』という
不思議に挑む。

若干15歳で挑む
将来への不安。

夢なんてそう簡単に
みつかるものじゃない。

でも夢が
その場にある人もいる。

その差なんて
ほんの僅か。

でもその差が
大きく見えてしまうときがある。

そんな時に
虹北学園に現れた
『夢喰い』

夢がみつからない人ほど
小さな夢が喰われやすい。

この『夢喰い』
立ち向かうことが
未来への不安に
打ち勝つ第一歩。

未来へ不安を感じている
すべての人へ。

ささげるお話。

講談社 > 青い鳥文庫 > 名探偵夢水清朗の事件簿ノート >
『卒業~開かずの教室を開けるとき~』
卒業~開かずの教室を開けるとき~ 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
作:はやみねかおる
絵:村田四郎
装丁:久住和代

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