第63回(2019年度)
西日本読書感想画コンクール指定図書
一覧はこちら
問題?それいをいうなら、ほんとうに問題あるのは、うちの家族じゃないの?
主人公アーサーには
障がいのあるリアムという弟がいます。
両親はいつもリアムを優先にするので
兄のアーサーは
いつも不満がつもっています。
ある日
アーサーが楽しみにしていた
サッカーのテレビ中継の日
リアムがパニックをおこし
テレビは見れず。
アーサーはとうとう
つもっていた不満を爆発させ
家を飛び出そうとすると…
家の前になんとシロクマが……。
シロクマの名前は
ミスターP。
話しはできないけれど
身振り手振りで
仲良くなっていく
アーサーとミスターP。
そして
ミスターPのユニークさは
リアムの心をもつかみ
周りの人をどんどん
虜にしていきます。
言葉を発しないミスターP
でも
ミスターPの
そのあたたかなふるまいで
周りの人々が
どんどんほぐれていきます。
そのあたたかさが
読んでいて心地よかったです。
兄弟に
もやもやする気持ち
でも本当は兄弟が
とっても好きという気持ち。
このお話に共通する気持ちですね。
シロクマのお話がよみたいとき
あかね書房 > スプラッシュ・ストーリーズ 32
『シロクマが家にやってきた! 』
原題:Me and Mister P
作:マリア・ファラー(Maria Farrer)
画:ダニエル・リエリー(Daniel Rieley)
訳:杉本詠美
装丁:白水あかね
協力:有限会社シーモア
176p
2017.12
United Kingdom
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
励みになります。
○ はじめましての方へ
プロフィールはこちら。
お問い合わせ・メッセージなどは
インスタからどうぞ。