あらすじと感想
彼女が本当に使いたい言葉は「よその人」なのだろうと思った。
イギリスに住む
著者(日本人)の息子(日本×イギリス)が通う
人種も貧富の差もごちゃまぜの「元・底辺中学校」。
小さな世界にうずまく多種多様な考えと人々。
そこで奮闘する親子。
このお話は
ノンフィクション
だけど
物語のようでした。
それくらい
今、わたしのいる暮らしとは
かけ離れています。
けれど
現実。
この本を
少し身近に感じられたとしたら
私たち家族はこの4月に
はじめての引越しを経験して
〈よその人〉としての感覚を
初めて(少しだけど)感じました。
きっとその感覚の
何百倍のむずかしさやとまどいを
この本の作者と息子の〈ぼく〉は感じているのだろう。
でもこれは
人の話ではない。
他国の話ではない。
島国:日本も
これからはますます
〈私たち〉だけでは生きていけない。
色々な背景を持つ人と関わることが必然。
だからこそ
色々な背景のある人と過ごすことが
スタンダードとして考えてる。行動する。
きっかけになる本。
日本の地方では
離島では
知ることが難しい感覚を
知ることができる。
まだ世界を知らない
よその人と私たちの定義が定まっていない
この本の〈息子〉と同じ世代の中学生~の
必読書。
激しくおすすめ。
さすが本屋大賞
ノンフィクション本大賞。
\世界を知る本はこちらもおすすめ/
新潮社 >
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
著:ブレディみかこ
装画・挿画:中田いくみ
装幀:新潮社装幀室
2019.6.20
#ぼくイエ読書感想文
本屋大賞2019
ノンフィクション大賞
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