難民
ルーツの多様性
日本では
ましてや
地方にすんでいれば
実感としてはわかならい。
知らない。
それでも
このテーマがお話の
この本は
登場人物が
魅力的でかりやすく
訳も違和感なく
読みやすくて
理解しづらい
外国の文化にもとらわれず
すっと物語にはいっていきました。
これからを生きる子どもたちに
ぜひ読んでほしい。
あらすじと感想
一言も話さない
風変わりな転校生
アーメット。
そんなアーメットと
仲良くなりたい
アレクサ…(主人公 9才)
と
その友達。
アーメットと
話しをしてみたい。
アーメットが
喜ぶことはなんだろう。
そんな子どもたちの
純粋な思いが
マスコミを騒がせ
エリザベス女王も知ることとなる
大問題になります。
この転入生
シリアからの難民です。
9才で
シリアから
家族と逃げてきました。
逃げる途中に
妹は海で亡くなり
お父さんとお母さんとははぐれ
一人でイギリスに。
夜も昼も
赤いリュックを背負って
ひたすら歩いて逃げて。
.
.
.
想像を絶する。
いや
想像すら及ばない。
5000キロって
日本の端から端まで
歩いてもまだまだ遠い。
北海道の宗谷岬から
日本の国土の最南端、沖ノ鳥島まででも
約2,845㎞!!
でも
知ることと
知らないことでは
まったく違う。
だから
子どもたちに
こういう世界を
現実にあると知っていてほしい。
.
.
この話の何がいいって
大人がかっこいい。
(そうでない大人もいますが)
子どもに寄り添う。
子どもが寄り添いたくなる大人。
児童書のいいところは
大人が読んで
惚れ惚れする大人が
臆面もなく書かれているということ。
久しぶりに
先を知りたい
リアルを知りたいと思える
そして
どこにいても何をしても
ブレない優しさがある
いい児童書をよみました。
子どもも
大人も
読んでいて
ハラハラドキドキギュッとなる
お話です。
学研プラス > ティーンズ文学館 >
『5000キロ逃げてきたアーメット』
原題:『The Boy At the Back of the Class』
作:オンジャリ Q. ラウフ(Onjali Q. Rauf)
画:ピッパ カーニック(Pippa Curnick)
訳:久保陽子
本文イラスト:二木ちかこ
デザイン:安東由紀
2019.12.3
London
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