児童文学

春風を感じたら*クロリスの庭

まず
表紙がいい。

下田智美さんの絵が
とてもいい。好き。

その緑のお庭の表紙を
ひらきたくなります。

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そして
人の顔は
描かれることなく

それでも
それぞれのお話の
ここ!

って
ところを

読み手の想像が
膨らむような
印象的な絵が
描かれています。

そんな絵の雰囲気が
とってもいい。好き。

素敵な花屋さん
『クロリスの庭』

そこで働きはじめた
西野風一さんと

そこにやってくる
不思議なお客さん。

そして
素敵な花屋さん
『クロリスの庭』のお話です。

いろいろなお花
スイートピー
エニシダ
白いユリ
ひまわり
薬草
クロユリ
バラ

それぞれのお花に
魔女
愛する人
迷子のクマ
おばあちゃん
妖精のハサミ
クモのウエディングドレス

それぞれの
エピソードがあります。

さて
どのお花に
どのエピソードでしょう?

(お話の中には
まだまだたくさんのお花が
でてきますよ。)

新緑の季節に
ピクニックに持ち出して
春の空気を
たくさん感じながら
読みたくなる本です。
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あらすじと感想

西野風一さんは
お客さんの要望を聞きながら
ゆっくりていねいに
花束を作る店員さんです。

西野風一さんは
花に話しかけながら
ゆっくりていねいに
水揚げをする店員さんです。

だから
みんなより
作業にとても時間がかかりました。

そんな
風一さんのことを
町の大きな花屋の主人は
こころよく思っていませんでした。

ある日
すてきな偶然(?)で
『クロリスの庭』という
不思議な花屋さんで
働くことになりました。

なんと 店の主人の名前は
”西山風也”さん。

不思議なものを感じずには
いられないお話の始まりです。

そして 『クロリスの庭』には
不思議なおきゃくさんが
やってきます。

『クロリスの庭』で働きはじめた
西野風一さんの1年間。

不思議なつながり
色彩豊かなの木や花
バラエティにとんだお客さん

楽しい1年間。
すてきな1年間。
のぞきみさせてもらえてうれしい。

ポプラ社 > ポプラの木かげ 22 >
クロリスの庭 (ポプラの木かげ)
クロリスの庭 (ポプラの木かげ)
作:茂市久美子
絵:下田智美
編集:荻原由美
2006.6

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