児童文学

ゆったり夢をみよう*いい夢ひとつおあずかり

夜 まぶたが
ゆっくり落ちてきて
眠りに落ちる時

朝 眠りから
ゆっくり目が覚めて
お布団でま
どろんでる時

お昼
ウトウト寝で
夢と現実を
うつらうつらしてる時

どれも大好き
幸せの時間

たまに

この風景
この感覚
こないだ見た夢と似てる!!
って思うことがあります。

そんな時は
その夢の先が
どんなだったか
すごーーく考えます。

その先がわるいことで
なかったように!

って
不安に思いながら。

でも
たいてい思い出せなくて
もやもやします。

そんな時
そんな夢
バク太郎に
食べてもらいたいなぁ。

夢をみるの大好きだけど
不安な気持ちには
なりたくないもん。

でも
ただえさえ寝ることが
大大大好きな私は
『夢銀行』が
ご近所にできてしまったら・・・

睡眠時間の確保
生活の最優先事項
なってしまうかもしれない・・・。

そのくらい『夢銀行』
魅力的。
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あらすじと感想

夢を食べて
生きるバク。

バクが住んでいる山奥には
だんだん人が
住まなくなってきて
バクが食べ物(夢)を
得ることが
できなくなってきました。

そこで
バクのバク太郎
人がたくさん住んでいる町に
出ることにしました。

そして
『夢銀行』
開くことになりました。

『夢銀行』とは・・・
わるい夢をいただいて
いい夢
ちょっとおまけをつけて
お返しする。

人々は
悪い夢を忘れられる上に
いい夢
さらにおまけがついて
夢の続きをみることができる。

『夢銀行』
もちろん大繁盛。

そんな街に
黒マントのいかにもあやしい男が
やってきました。

さて
この黒マント男の目的は?

そして
黒マント男自身が
辛くて忘れていた
悲しい過去は・・・?

現実の追いかける夢に疲れたら
寝てみる夢でリラックスしたい。

お話を読んだ後
この表紙の画を
ゆっくり見ながら
頭の中でお話しを
もう一度
じっくり見返すと
つくづくお話しに
ぴったりの表紙だな。
って,感心しました。

現実と夢の間の雰囲気が いい感じ。

くもん出版 >
いい夢ひとつおあずかり
いい夢ひとつおあずかり
作:小松原宏子
絵:北見葉湖
装丁:小野貴司
2007.8