児童文学

猫を飼うこと,責任を知る*ぼくとニケ

第65回(2019年度)
青少年読書感想文全国コンクール課題図書

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第65回(2019年度)青少年読書感想文全国コンクール課題図書はコレッ!第65回(2019年度) 青少年読書感想文全国コンクール課題図書を 書店さんでみかけました。 いつもなら読むことのない ジャ...
#ぼくとニケ
「不意に、ニケを入れた段ボール箱を
持っていた仁菜の爪が
泥だらけだったことを思い出した。
~中略~
どんな覚悟でぼくの前に現れたのだろう。」

(↑お話を読んだ後
この文章を読むと
それだけで胸にせまるものがあります。)

5年生になって登校拒否をしている女の子
仁菜。

拾った猫を抱えて
幼なじみの男の子の前に
突然、現れます。

強い。
この女の子は強い。

でも
その強さを
どうわかってもらえばいいのかわからず
苦しんでいる姿が
読んでいて苦しかったです。

だってまだ5年生。

このお話を読んで
5年生の女の子にも思いました。

オンナは強い!

って。

あっ、
主人公は5年生の男の子
玄太なんですけどね。

仁菜の強さを
ごく普通の男の子
玄太の目線で
感じることができて
すごくよかった。

仁菜にも玄太にも
親近感をもちました。

そして
やっぱり

女は強い!

男の子は
ここぞという時によろしく!

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あらすじは…

のらねこを拾った
不登校中の5年生・仁菜。
親は猫ぎらい。

自分では飼えないと
おさななじみのの玄太の家へ。

玄太の家は
動物好き。
歓迎してくれたけれど。

生き物を飼うということ。
捨てられる猫がいるということ。

かわいいだけじゃない
ペットたちの現実も知ります。

拾われた猫はどうする。どうなる。
玄太・仁菜の行動は?気持ちは?


↑ 増刷がまだなのか
中古で引くほど高い…(2019/5/22 現在)

この本のキーワードは

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icon-check 獣医さんが書いたお話
icon-check 猫好きさんは泣く

講談社 >
ぼくとニケ
ぼくとニケ-2018.11.14
著:片川優子
装画:牧野千穂
装丁:坂川朱音
2018.11.14
222p

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