祖母が亡くなりました。
97才。
少しづつ弱っていき
老衰といえると思います。
穏やかな顔だったといいます。
私は
4月に離島に引っ越しました。
私の今いる島には
まだコロナ感染者がいません。
しかし
そもそも医療機関が少ないので
感染者がでてしまえば
対応できないので
対策にはとても敏感です。
祖母が亡くなったと連絡がはいり
一刻も早くその場に行きたかった
灰になってしまう前に会いたかった。
でも
今ここから動いてしまうと
この島にウイルスを
持ち込んでしまうことになるかもしれない。
悩んで悩んだけど
帰らないことを選びました。
離れた場所でも
祖母を思うことはできる。
急いで
手紙を書きました。
お棺に入れてもらいたくて
速達でだしましたが
間に合うかわからない。
念のためデータを兄弟に送り
プリントアウトしてもらいました。
手紙が間に合わなければ
それをいれてもらいます。
離れていてもどこででも
悼むことはできるけれど
私の何かを祖母の近くに届けたかった。
葬儀にでられないことは
胸が痛いです。
その痛みの分
手紙を綴る間に
たくさん祖母を思いました。
静かに思い出を振り返ることができました。
亡くなった方に手紙を書くのは
初めてでした。
とてもいい時間でした。
今,行動自粛で
帰省できない方も多いかと思います。
離れた場所にいるから
相手を思う時間があるかもしれない。
静かに思う時間があることで
いつもとは違う気持ちに
気づくことがあるかもしれない。
と静かに考えました。
(もちろん実際に会うことに
勝るものはないでしょうが)
ありがとう
おばあちゃん。
たくさんの経験をありがとう。
たくさんの愛をありがとう。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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