「そなたは本当にぎりぎりのところまで
来てしまっているのだよ、千代…」
~本文より~
助かりますように。
どうか助かりますように。
この状況を抜け出せますように。
と
90才の神霊と
12才の少女を思い
急いで読み進めました。
子どもができて
子どもが出てくる悲しい話は
ほとんど読めなくなりました・苦笑
それだけに
辛い境遇をがんばっている二人に
心痛めながら
救いを求めるように読みました。。。
二人が気になって
一気に読みました。
おもしろい本でした。
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両親を亡くし身寄りがなくなり
大富豪の一族《阿豪》に買われた少女
千代・12才。
阿豪の富と力の理由は
阿豪が捕らえている
お守り様の力のおかげ。
お守り様を逃がしたくない阿豪一族は
阿豪によって張られた結界の中で
捕らわれています。
そのお守り様のお相手をするように
買われたのが千代。
いつしか捕らわれのお守り様と
ひとりぼっちの千代が心を通わし
捕らわれの身からの脱出を試ます。
90年捕らわれていた神霊と
孤独な12才の少女
脱出計画はいかに。
本を読んで思ったのは
。
。
。
結局のところ
一番怖いのは人!
ハラハラドキドキしたいとき
本を一気読みしたいとき
小峰書店 > sunnyside books
狐霊の檻 (Sunnyside Books)
作:廣嶋玲子
絵:マタジロウ
装丁:大岡喜直 (next door design)
2017.01.21
239p
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