*本のある暮らし+読み聞かせ=本好きな子に

ちょっと昔の田舎では*ぼっこ

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ぼっこ (偕成社ワンダーランド)
都会から田舎に引っ越してきた男の子(ボク)と
田舎の友だちと 座敷童子のお話。

野山をかけずり回ったり ちょっと不思議な体験を
高校生になったボクが 当時を振り返ります。

物語の後半では
自然がいっぱいの田舎が
都市開発のために
山が削られ
田畑が埋められていきます。

そこで
その開発に携わったボクの父が
大人の都合を語ります。

そこが
すっごいイヤでした。

児童書でそんな都合のいい大人の言葉をみたくなかった。

という思いでしょうか。

腹がたちました。

物語の最後には
その後の同級生たちのこともでてきます。

みんな自然の中でのびのびとくらいしていたのに。

家のことを思い。
土地を思い。

窮屈だけど
そのことに誇りを感じていた人たちの思いが

開発によって変わった暮らしに・・・
横文字の建物や進学先に
区画整理で手に入れたお金に
単純に心を奪われたように感じました。

物語の最初からの9割が
昔ながらの子どもの思いに
あふれたお話だっただけに
最後の章ですべての終わりが
悲しく腹ただしく・・・。

主人公のぼくはどんな思いを感じたのだろう。

児童書のすべてが
ハッピーエンドでなくていい

現実はこんなものかもしれない。

それでも

目にふれたくない 言葉もある。

少なくとも私は

児童書で目にしたくなかった。

悲しかった。

お気に入り度: ★★
田舎の暮らし 度: ★★★★
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偕成社 > 偕成社ワンダーランド
『ぼっこ』
ぼっこ (偕成社ワンダーランド)
作: 富安陽子(とみやす ようこ)
絵: 瓜南直子

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司書16年目の本の虫。 1万冊以上の絵本・児童書にふれ, 思いをつらつらとつづっています。 読み聞かせ・育児・料理, 生活の中に本のある日々を 楽しんでいます。
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