少女たちに読んでほしい絵本*ぶたばんのおうじ

「おひめさまのキッス１０かい」

「いやあね。　じゃ、だれにもみられないように，
あたしをかこんでちょうだい」

あの有名な
アンデルセンのお話です。

にんぎょひめ

マッチうりの少女

おやゆびひめ

誰もが一度は
読んだことのあるお話の数々。

そしてこのお話も
ぶたばんのおうじ

アンデルセン作です。

そして

衝撃のアンデルセン！

です。

ぶたのお世話係(ぶたばん)にばけた王子が
ワガママ&浅はかなお姫さまへ
言い放った捨てゼリフが
衝撃でした！

お年頃の女の子たちに
読んでほしい。

自分を大切に
人を大切に

何も失っていないようでも
何かを失っていることに
あとから気づくこともあります。

そうなってからは
取り戻せないのです。

それは
自分を守ることにも
つながります。

これから思春期を迎え
大人になっていく
少女たちにぜひ読んでほしい。
（中学生の課題図書にしたい！）

ほるぷ出版 > ほるぷ海外秀作絵本
ぶたばんのおうじ

原題：Svinedrengen
作：ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Gans Christian Andersen)
絵：ビョーン・ウィブラード(Bjorn Wiinblad)
訳：やまのうちきよこ
1978.06.15

　
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