児童文学

唯一無二の大切さ*小さいつが消えた日

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あらすじと感想

まず
何がすごいかって

日本の言葉のお話しなのに 
作者が外国の方!!

50音一つ一つに
個性がきちんと
作られていて

言葉遊びも
上手に組み込まれていて
すごいな。

日本語を
大切にくれてるな~って
思いました。

やわらかい画も加わり
この本の世界が
きちんとできている

ところも好きです。

お話しは
小さいつ
つまり
”っ”

50音の中から
消えてしまうお話しです。

”っ”
発音のない言葉だから
必要ないと・・・

発音できる
発音されない

文字の大切さは
そこではないけれど・・・

ちいさいつ
”っ”
消えた世界での
言葉遊びも
楽しいのです。

本文より 少し
ちいさいつの消えた世界を。

---------
うったえますか?(訴えますか?)

うたえますか?(歌えますか?)

しったい(失態)

したい(死体)
---------

なんとも かんとも
困った事態になります。

会話ができないのです・・・

ちいさいつ ”っ”
帰ってくる?

消えてしまった50音村に
どんな気持ちで
帰ってくる?

あなたは あなたよ って
メッセージを伝えたい時に
この本を・・・

三修社 >
『小さい“つ”が消えた日』
小さい“つ”が消えた日
作:ステファン・フォン・ロー
画:トルステン・クロケンブリンク
カバーデザイン:内海由
本文デザイン:落合雅之
2008.11.20

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