五年男子
声が出ない。
声を出すのがつらくなったから。
だまっているのが
すごく楽だったから。
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父の死
母のキャリア
一度会っただけの母の男ともだち
親友
親友の言ったこと
それぞれのことが
少しづつ積み重なって
そして声が出なくなった。
そんなとき
母のアメリカ出張で
ぼくは
母の友人と
一週間暮らすことに。
キチンとしてて
バリキャリの母の友人は
母とは違い
豪快なひげの生えた女の人???
いつもと大きく違う環境で
積もり積もったものが
どう変わるのか。
声の出なくなったぼくが
マリさんと暮らすことで
少しづつほぐれていく
ぼくの心に
安心しながら
子どもに寄り添うこと
大人としてできること
そして
子どもの力を信じることを感じました。
紫陽花のきれいな表紙がとても印象的で
梅雨に時期になるとこの表紙が
心にふと思い浮かびます。
なんとなーく落ち込んでいるときに
汐文社 >
『声の出ないぼくとマリさんの一週間』
作:松本聰美
絵:渡邊智子
カバー絵・デザイン:渡邊智子
編集協力:後路好章
2014.10
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