児童文学

いただきますを大切に。*いのちをいただく

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食物連鎖。

そこには
人間も加わっている。
もちろん。

そのことを分かっていることと
分かっていないことは大きい。

いのちをいただく。
そのことを理解し。
心から
いただきますを言いたい。

そのことを 分かって いたい。
ご飯を食べる すべての人に
読んでいてほしいお話。

感想を 話し合ってほしい。

そして
いのちをいただく
ということを

しっかり自覚していたい。

本としても 好きです。
心に響く
たんたんとした言葉。

登場人物の想いが伝わる
意思のある画。

手にとりたくなる
丁寧な装丁。

すべてが
心にうったえてくる本。
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あらすじと感想

よく耳にする言葉になってきた。

食育

食育でどんなことを
実践するにしても。

すべての食材は
いのちをいただく ということ。

その 最初の一歩を
意外と知らない。
気付かない
感じない。

まず そのことに気付き
実感し感謝したい。

このお話しは
実際にあった事を
お話にしているだけあって
お話のあちらこちらに
現実を感じます。

食肉加工センターで 働く坂本さん。
牛を殺して 肉にする。
そんな仕事が嫌で嫌で。
辞めたい辞めたい。

もう辞めよう辞めよう。

そんな坂本さんの
思いが頂点に達する出来事が。

牛(みいちゃん)を
売りにきた おじいさん。

牛(みいちゃん)を
ずっとずっとかわいがってきて
離れたくない 孫。

それでも
牛(みいちゃん)を
売らなければ
(金銭的に)年を越せないと おじいさん。

その牛(みいちゃん)を
殺して肉にしなけらば ならない坂本さん。

そして
そんな牛を食べている 私たち。

いただきます。
ごちそうさま。
の重さを。

しっかり感じて
ごはんをいただこう。

西日本新聞 >
いのちをいただく
いのちをいただく
作:内田美智子
画:諸江和美
監修:佐藤剛史
原作:坂本義喜
ブックデザイン:柳本あかね
題字:安武はな
題字指導:井上寿恵
編集:安武信吾
2009.5.11

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