ホウホウ。
とことん想像と
違う本でした。
長い長い冒険話かと
思っていました。
すっごい冒険が
始まるのかと思ってました。
すっごい文字が
びっしりなのかと思ってました。
いい意味で
思いを裏切る内容でした。
読みやすい。
そして
誰だって期待をもてます。
竜退治の騎士になれるんです。
竜
も
騎士
も
その方法
も
身近にあるんです。
5・6年生の高学年
微妙なお年頃な子どもたちに
読んでもらいたいお話しです。
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あらすじと感想
小学校6年生
康男 (男の子)
優樹 (女の子)
昔は親友だった二人も
家庭の事情・引越し・塾通い
などなど
いくつかの事情が重なり
すっかり疎遠に。
そんな二人が10月の夕暮れ
久しぶりに偶然出会って
学校へ忘れ物をとりに行くことに。
忍び込んだ
夕暮れの教室で
二人が出会ったのは
自称:竜退治の騎士
康男も 優樹も
半信半疑
(というか まったく信じていない?)
(その時 このお話しを読んだ 私も そしてきっとあなたも)
でも
だんだん竜退治の騎士を信じていく
優樹に
最後まで
信じていいのかわからない
康男に
竜退治の騎士への
二人の思いが
自分の中での
竜退治の騎士への思いが
信じたい気持ち
と
そんな馬鹿なって気持ち
を表現しているようです。
クラス間に
友だち間に
不穏なギクシャクした空気が流れたら
この本をぜひ学級文庫に。
相手をおもう
親切をしたくなる
そんなお話です。
偕成社 >
『竜退治の騎士になる方法』
作:岡田淳
絵:岡田淳
装丁:渋川育由
本文デザイン:田中明美
2003.10
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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