表紙に
深い意味があります。
色々な想いが
たくさんつまっています。
だけど
気持ちはひとつです。
それが
またさらに切なくなります。
そう感じるのは
今わたしが
少なからず
幸せだからなんだと思います。
柏葉幸子さんの
短編集で一番好きです。
ぜひ
たくさんの人に
読んでもらいたい本です。
色々な愛が
溢れています。
どんな人にも
心打たれる
愛のお話しがあります。
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あらすじと感想
昔話のエッセンスが
それぞれのお話に加わった
素敵な短編集を
それぞれご紹介。
○ 金色のホーキちゃん
何度読んでも
必ず泣いてしまう
お話しです。
○ 桃から生まれた
赤ちゃんは
愛されるべきものです。
どんな状況でも。
○ ハルメンのお姉さん
怖っっ。
でも
無くは無い。
そこの お父さん!!
おばけより もっともっと怖い
現代の怖い話ですよ。キヲツケテ
○ オオカミ少年
『起承転結』
どこをとってもイイ!!
子ども時代の大切な思い出。
オチが分かっても
素敵な思い出は
変わらないと思う。
○ つづら
寄っ掛かったり
寄っ掛かられたりの関係
だけじゃない
暖かい関係。
人と人でも
こうありたい。
○ ピグマリオン
現代版怖い話 NO.2
でもこちらは
無い!!
そう思わないと
ほんとに怖い。
○ 三人の幽霊
この話には
共感できる部分が
大きくて。
私も 「中ちゃん」ですから。
○ シンデレラ坂
愛に必死です。
だからこそつかめる愛が
あるんですね。
恋は盲目。
周りは温かく
見守ってくださいな。
○ みなみはエッちゃんがきらいです。
冒険も!ファンタジーも!
この本に納められると
こんな愛にくるまれます。
「みなみはエッちゃんがきらいです。」
なんて
愛に溢れた『きらい』
ステキです。
○ 十三支
こんなに
意表をつかれました。
十二支のお話しは
ありませんでした。
十二年前のこと。
振り返るには
まだちょっと早いっか。
いつかこの話を
実感こもって
読む日がくるのかな。
○ ブレーメンバス
この本の表紙が
このお話しの すべてです。
そして 始まりなんです。
胸が
ギューーー
っとなる
お話です。
とにかく本全体が
お話も。
画も。
装丁も。
全部全部
大好きな本です。
みなさんも
ぜひに。
講談社 > 柏葉幸子短編集 >
『ブレーメンバス』
作:柏葉幸子
絵:藤原ヨウコウ
装丁:井上佳子
2003.3.20
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