どんなに好きでも、どんなに努力しても、
好きなことを職業に
暮らしていくことはできないのだろうか。
↑学生の頃に同じことを
思ったことある。ある。ありすぎる。
あらすじと感想
イス職人だったおじいちゃんの影響で
イスのデザイナーになりたい
中学3年生の真(しん)。
親の期待は
進学校から難関大学へ。
モノ作りがしたい子
と
勉強をしてほしい親。
真(しん)のまっすぐさがいい。
好青年。
いい子だわ。←親目線
このお話は
結末が好きでした。
めでたしめでたし。
で
全部が全部
すっきり解決したら
興ざめするところでした。
このモヤモヤが終わり方の
モヤモヤがたまらない。
きっとみんなそう。
親子のことに解決なんてない。
ずっとモヤモヤしながらも
自分を信じて
がんばるしかないのだ。
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親へのイライラを
リアルに思い出した。
イヤな気分・苦笑
進路については
ずいぶんと親と
意見がわれました。
結局
薄給な司書という仕事についたけれど
今でも理解を得られているとは
思っていません。
親の理想
と
子どもの夢
これはいつまでたっても
交わらないものなのかもしれない。
自分が親の立場になった今。
どこまで
子どもの夢に
歩み寄れるか。
ガンバロー
親にイライラしている子に
あすなろ書房 >
一〇五度
著:佐藤まどか
イラストレーション:田中寛崇
ブックデザイン:城所潤(ジュン・キドコロ・デザイン)
2017.10.30
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