ただの魔女と
魔法の話では
ありません。
とっても雰囲気のある表紙で
(現物に触れるともっといい!!手触りもナイス)
感じるものはあったけど
まさかこんなにも
怖おもしろいなんて!!
そして
その怖さとは
これからさらに
猛威を奮いそうな
新型インフルエンザ・感染症を
軸にしたお話しです。
現実とリンクしているような
怖さです。
作者:岡田晴恵さんは
現役ウイルス研究者のようです。
だから
過去の感染症
ペストや
コレラや
天然痘の症状や
歴史についても
詳しく分かりやすく
事実に基づいて
お話に馴染んで
書かれています。
ゾッとする怖さも
現実に起こったこと
だからこそ。
こういうお話で
世界が広がるのだと思う。
科学にも
世界史にも
興味が広がる一冊。
ぜひ 一度!!
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あらすじと感想
フォントが大きめで
行間もあり
ふりがなも大きめ
それでいて
お話しの途中にある
疫病について
や
その歴史について
鳥インフルエンザ
豚インフルエンザ
新型インフルエンザ について
などのコラムは
専門的なのに
分かりやすい。
小学生から
楽しめる
中学生では
深く理解して
高校生では
他の教科とも関連づけて
大人でも
きっと知らないことがたくさん
ともかく
これからのシーズンに
必読ともいえる1冊。
なんかタイムリーな話題(?)すぎて
読んでいながら
途中怖くなりました。
そして
物語にでてくる
魔女たちが魅力的。
お話しとしての
面白みもまったく
失っていない。
だからこそ
専門的になりすぎず
読み進めていて
ワクワクして
ドキドキして
楽しめました。
疫病やウイルスの
科学的な話の中に
お月様や
カボチャのケーキや
とんがり屋根のお屋敷
物語としてのワクワクワード
科学と物語とが
とってもいいあんばいで
ミックスされています。
絶妙です!!
ナイスです!!!
学研プラス > 病気の魔女と薬の魔女 1 >
『病気の魔女と薬の魔女』
作:岡田晴恵
絵:如月裕
カバー装画:フジイイク
2008.11.1
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