雰囲気のいい本
おもしろい本は
表紙も
物語の一部です。
この本のように。
この奥行きがある
商店街@大阪。
ここを舞台に
夏のお話が
くりひろげられます。
ホームじゃない
アウェーで発揮する力
それを
ホームで発揮する強さ
ホームがあるから
アウェーで自由にできる。
ホーム
いくら暴れても
嫌になっても
自分の心の整理がつけば
帰りたくなる場所。
アウェー
忘れがちな自分を
思い出しやすい場所。
どちらも 大事にしたい。
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あらすじと感想
松本和樹・6年生
小学校最後の
夏休み大阪にいた。
家から
追放されたのから。
罪状 : 自分の家を
めちゃくちゃにしたから。
大阪の祖父母の家は
大阪の商店街の中にある
散発屋。
(表紙の一番手前に 書かれてい
ます。そこですそこ。)
知的障害のある兄
自分のおかれている環境はわかってる。
でも
心がついていかない。
理解はしていても
納得できない。
そんな
もやもやした和樹が
家から遠く離れた場所で
すごす夏。
大阪の商店街のみんなは
気さくに悪気なく
和希にかまう。
うっとおしいだろうけど
せっかく
アウェーにいるんだから
流されちゃいな
和樹くん!!
これも
夏の成長。
夏休みだからのこと。
さすが夏。
講談社 >
『トモ、ぼくは元気です』
作:香坂直
絵:佐藤繁
装丁池田進吾 (67)
2006.8.23
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