児童文学

不自由からの気づき。重松清さんのお話からの気づき。*きみの町で

#きみの町で

「お話の中身はそれぞれ違っていても、
根っこにあるのは、いつも同じ —
『不自由』もあんがい気持ちいいものだよ、
ということばかり書いているんだな、
と自分で思う。」

あーーー、納得。

重松清さんの本を読んでいて
涙を流すことは多々あるけれど
不思議と嫌な気持ちにはならない。

それは
悲しいだけの涙にはならないから。

なぜって
重松清さんのお話の根っこに
このことがあったからなんだと
胸にストンと落ちてきました。

これからも色々読みたいと
子どもにも読んで欲しいと思います。
重松清さんのお話。
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『子ども哲学』シリーズについていた
小冊子のお話。
すごくいいな。と思っていたら
1冊の本になっていました。

『あの町で』という東日本大震災の後の
春・夏・秋・冬のをテーマにした
短編のお話と一緒になって。

それがこの本↓
きみの町で
きみの町で
東日本大震災後のお話。
失った人。
失ったもの。
残された人。
残されたもの。
お一人お一人に物語があって
そのひとつに触れるだけでも
胸が詰まります。

東北から遠くにいるからこそ
当時のことをそれからのことを
知っておきたいと思っています。
子どもたちにもお話の中からでも
知っていてほしいと思っています。

小冊子のお話の
『子ども哲学シリーズ』すごくよくて
世の中の不自由や理不尽に
気づきはじめた子どもに
ぜひ読んでほしい。

よいことと わるいことって、なに? (こども哲学) きもちって、なに? (こども哲学) 知るって、なに? (こども哲学)
いっしょにいきるって、なに? (こども哲学) 自分って、なに? (こども哲学) 自由って、なに? (こども哲学) 人生って、なに? (こども哲学)

もんもんとした気持ちにスッと
答えを出してくれる本ではないけれど
気づきのきっかけをくれる本です。

気づきを持つこと
与えてくれる本です。

すごくおすすめ。
でなきゃブログに書かない!

新しいテーマも出版されています。
暴力って、なに?(こども哲学) しあわせって、なに?(こども哲学) 美と芸術って、なに?(こども哲学)
こちらはまだ未読。
必ず読みます。

こんな時に読みたい

icon-check 自分のことを考えてみたいときに
icon-check 世の中を疑ってみたいときに
icon-check 正しいを考えたいときに

朝日出版社 >
きみの町で
きみの町で
著:重松清
絵:ミロコマチコ
造本・装丁:有山達也+岩渕恵子 (アリヤマデザインストア)
2013.05.30

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