「お話の中身はそれぞれ違っていても、
根っこにあるのは、いつも同じ —
『不自由』もあんがい気持ちいいものだよ、
ということばかり書いているんだな、
と自分で思う。」
あーーー、納得。
重松清さんの本を読んでいて
涙を流すことは多々あるけれど
不思議と嫌な気持ちにはならない。
それは
悲しいだけの涙にはならないから。
なぜって
重松清さんのお話の根っこに
このことがあったからなんだと
胸にストンと落ちてきました。
これからも色々読みたいと
子どもにも読んで欲しいと思います。
重松清さんのお話。
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『子ども哲学』シリーズについていた
小冊子のお話。
すごくいいな。と思っていたら
1冊の本になっていました。
『あの町で』という東日本大震災の後の
春・夏・秋・冬のをテーマにした
短編のお話と一緒になって。
それがこの本↓
きみの町で
東日本大震災後のお話。
失った人。
失ったもの。
残された人。
残されたもの。
お一人お一人に物語があって
そのひとつに触れるだけでも
胸が詰まります。
東北から遠くにいるからこそ
当時のことをそれからのことを
知っておきたいと思っています。
子どもたちにもお話の中からでも
知っていてほしいと思っています。
小冊子のお話の
『子ども哲学シリーズ』すごくよくて
世の中の不自由や理不尽に
気づきはじめた子どもに
ぜひ読んでほしい。
もんもんとした気持ちにスッと
答えを出してくれる本ではないけれど
気づきのきっかけをくれる本です。
気づきを持つこと
与えてくれる本です。
すごくおすすめ。
でなきゃブログに書かない!
新しいテーマも出版されています。
こちらはまだ未読。
必ず読みます。
世の中を疑ってみたいときに
正しいを考えたいときに
朝日出版社 >
きみの町で
著:重松清
絵:ミロコマチコ
造本・装丁:有山達也+岩渕恵子 (アリヤマデザインストア)
2013.05.30
最後まで読んでいただき
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