*大人が読む児童書・絵本・いろんな本

今の感覚で知ること*ぼくのおじいちゃん、ぼくの沖縄

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夏になると
手にとることの多くなる
戦争関連のお話し。

読んでおかなきゃ。
知っておかなきゃ。

戦争を体験した世代の
リアルなお話しも大切だけど

ここ最近読んだ
戦争関連のお話しは,
今の子どもたちが知る・感じる戦争のお話し。

終戦から70年以上経ち
あの頃から生活も風景も大きく変わった日本。

正直,70年以上前のお話しを
リアルとして感じることが難しい。

ぼくのおじいちゃん、ぼくの沖縄

このお話しは,
学校に行けなくなった6年生男の子が
十年前に家族を置いて家を出て行った
おじいちゃんを探しに沖縄へ行く。
そこで知るおじいちゃんの思いと
沖縄のこと。

今の子どもたちの目線で
今の子どもたちなりに知る・感じる戦争

まずは今の言葉で
今の感性で戦争を知る。

戦争が日本であった
本当のことと実感して
そして過去を詳しく知る。
戦争を知っていく。

戦争があったという現実が残っていることを
知って自分がどうあるべきか
今できること
今からしていくこと。

知ることで大人になる
そんなことを教えてくれる1冊です。
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ここからは
本好き司書のブックトークにも使える?
本にまつわるおしゃべるアレコレ
*ネタバレ注意*

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少年から青年になるキーワードはね、
「秘密」なんだと俺は思う。
(本文より)

男の子が成長するお話しが大好きです。
なんてたってすがすがしい!!

このお話しも
同級生を恐れ
学校に行けなくなってしまった
6年生の男の子が
おじいちゃんを探しに
沖縄へ一人で行くことで
色々な秘密を胸にかかえ
少年から青年になっていきます。

強くなっていく男の子。
かっこいいです。

目次のページの挿絵も
すごく好きです。
二人が砂浜にいったシーンは
お話しにはないけれど
最初の二人の関係を象徴しているかのような
遠くて静かな距離を感じます。
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汐文社 >
ぼくのおじいちゃん、ぼくの沖縄
ぼくのおじいちゃん、ぼくの沖縄
作:上條さなえ
絵:岡本順
2015.8

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司書16年目の本の虫。 1万冊以上の絵本・児童書にふれ, 思いをつらつらとつづっています。 読み聞かせ・育児・料理, 生活の中に本のある日々を 楽しんでいます。
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