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タイ・バンコクに住んでいる
日本人駐在員の妻:【駐妻】たちの短編連作。
結婚生活の虚無感に共感しすぎた。
異国の地だからこそ、浮き彫りになる感覚にも
ものすごく共感(してしまった)。
私は異国ではないけれど、夫の転勤で南の島に引っ越し、
とても小さなコミュニティではじめての文化に揉まれて過ごした5年間
その期間はとても濃くて、
帰ってきた今もなんだったんだろう
と一部モヤがかかった感覚になることもある。
そして、その小さなコミュニティで私は
〇〇(夫の職名)+奥さん。と呼ばれてもいた。
島で仕事を始めてからはそんなことは減ったけれど、
それでもご年配の方からはそう呼ばれたし、そう見られていた。
だんだん、反論する気もなくなる慣れも怖い。
伝える努力なんて意味ないと思わせるコミュニティ。
夫は現地での仕事に必死で、
私は私でコミュニティを再構築しなければならず、
なんだかんだ必死だったな。
小説のような冒険をする気には1ミリもなかった。
単純にそのパワーがなかっただけのような気がするのが、
悲しくもあり、正解でもある。
小説に普段言語化しない(すると怖い)
気持ちを言語化されて心臓がバクバクする感覚を久しぶりに味わった。
※主に夫婦関係においてのところ※
たまーにやってくる孤独への対処がわからなくて
悲しくなってしまった南の島にいるあの時に読まなくてよかった・笑
タイ(東南アジア?)での売春についての箇所は生々しくもあって、
想像しないように文字として追いました。
(目を背けてはいけないけれど、想像力を働かせたくない。
情報として知っておいていつかの時に役立てます。)
結論:おもしろかった!
夫婦の本当のド修羅場が描かれていないところが小説らしくてよかった。
生々しさがおもしろい小説もあるけれど、
それはいらない小説だった。
他人の暮らしは本当のところわからない。
話されたことしかわからない。
そういう意味ではリアルだった。
(これから結婚をする人は注意して読んでね!)
(フィクションのようでノンフィクションだったよw)
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