児童文学

お盆の入りに*牡丹さんの不思議な毎日

本の雰囲気としては
2月とかかな?
(私の勝手なイメージですが・・・)

しかし
本の内容は
お盆の時期に読みたい本です。

5話目が
『むかえ火』 を
題材にしている
お話しがあるんです。

その他のお話も
生きているもの・亡きもの
まつわる不思議なお話しが。

ともすれば悲しくも
切なくもなりそうな
登場人物たち

亡き父に
いつお迎えにくるかわからないお婿さん

などが

THEおっかさん的なさばさばした 牡丹さん
をはじめ

のんびりした娘

女たちにちょっと押され気味な父

自由奔放な犬

そんな愉快な家族と
共に明るく描かれています。

こういう雰囲気で

生きてるもの
亡きもの

を描ける
柏葉幸子さんは
やっぱりすき。

お盆の入りに。

この本を。
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あらすじと感想

温泉街の廃業した旅館に
引っ越してきた
牡丹さん一家。

旅館を始める為ではありません。

住む為です。

住居として
引っ越してきたのです。
そんなはちゃめちゃな。

しかし
その旅館の温泉には
幽霊
住みついていたのでした。

その幽霊と
出会ったことを皮切りに

色んな不思議なモノ

コトに出会います。

色んなものが点在した
温泉街のお話です。

おちゃらけすぎず

怖がらせず

深刻さをおしつけすぎず

生きるものと
亡きものの
お話がすすみます。

お盆入りに
ゆっくりと楽しみたいお話しです。

あかね書房 > あかね・ブックライブラリー 12 >
牡丹さんの不思議な毎日 (あかね・ブックライブラリー)
牡丹さんの不思議な毎日 (あかね・ブックライブラリー)
作:柏葉葉子
絵:ささめやゆき
2006.5

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