一つの詩に
たくさんの風景がある。
そんなことを 感じることのできる絵本です。
【あめふりくまのこ】の歌は
園や学校でも歌うようで
子どもたちは
よく知っています。
なので
この本を出すとすぐに
『知ってるー』と
反応がでてきます。
まあまあ どうどう 落ち着いて。と
まず ゆっくり
私が絵本を読みます。（←読むだけ歌いません。
その際に
子どもたちには
ゆっくり 絵本の中の
風景を楽しんでね。
と伝えます。
それから 2回目に
子どもたちと 絵本をめくりながら 歌います。
子どもたちも
一つの歌に
たくさんの風景があることに
気づいてくれていると
嬉しいなと思いながら。
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この詩は
山に雨が降っている様子を
くまのこをとおして描いた詩です。
この絵本は
余韻が素晴らしい。
すごくいい。
歌が始まる前に
2ページ見開きで
くまのこの鼻に
雨が落ちてくる様子が
描かれています。
そこから
詩が 始まります。
～～♪
～～♪
～～♪
詩が 終わり。
さらに3ページ。
くまのこ
森
雨
と，絵だけで
詩の世界が続きます。
この余韻がいいんです。
絵本をめくりながら
みんなで歌うと
この 最後の3ページが
いい味を出します。
しーんとなり
今までの楽しい歌声が
じんわり心に
染みいってきます。
詩と画の
バランスも すごくいい。
この時期の
読み聞かせには
マスト。
ひさかたチャイルド >
『あめふりくまのこ』
作：鶴見正夫
絵：高見八重子
装丁：カワイユイ
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