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忙しい両親にかわって
おばあちゃんが
孫娘のロージーの
お話しをたくさん聞いてくれます。
おばあちゃんが家にきたら相談day
トントンコトコトグツグツ
お料理を作りながら
お話しを聞いてくれます。
お料理中だから
素直に話せる
気持ちに向き合える
そして
おいしいお料理があるから
心がまあるくなれる。
一石二鳥の
お料理相談室ですね。
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あらすじと感想
キッチンの暖かい雰囲気が
伝わってくるお話しでした。
お料理がしたくなります。
せかせかしたのでなく
ゆっくり時間をかけた
お料理を。
その間に
おばあちゃんとした
お話しは・・・
12歳のロージーとベイリーの
複雑な関係のお話しを・・・
ロージとベイリーは
幼馴染。
女と男の親友です。
さらに
ベイリーとは違う学校に通っています。
なぜなら
ベイリーは
視力が弱く
ほとんど目が見えないからです。
それだからって
二人の友情に関係がありません。
なのに・・・
ベイリーは
点字を一生懸命覚えた
ロージーに
冷たくあったったり・・・
ベイリーに
やたらかまいたがる
女の子が現れたり・・・
だって ふたりは12歳。
微妙なお年頃に入ったのです。
心にむくむくしてきた
今までにない感情に
戸惑うロージーに
おばあちゃんが
自分の過去の体験とともに
ロージーの話に向き合ってくれます。
大人がゆったりと
お話しを聞いてくれる 優しい時間。
お料理が作ってくれる 優しい時間。
なんて理想的。
読んでるだけで
癒される。
評論社 児童図書館・文学の部屋 >
『トレッリおばあちゃんのスペシャル・メニュー』
原題:『Granny Torrelli Makes Soup』
作:シャロン・クリーチ (Sharon Creech)
画:クリス・ラシュカ(Chris Raschka)
訳:せなあいこ
装丁:川島進(スタジオ・ギブ)
2009.8.10
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